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メタルロード工法「概要」

概要

概要
メタルロード工法は、
  • -鋼管杭、格点部、主桁・横桁および床版
で構成され、格点部において杭と横桁および主桁が剛結している
立体ラーメンプレハブ桟道橋です。
主に中山間部の急傾斜面の道路建設に適した鋼製桟道橋です。

特徴

特徴
  • 杭と桁が道路方向および道路直角方向とも剛結された立体ラーメン構造であり、 活荷重や地震時荷重に対して優れた耐荷力を有しています。
  • 短尺軽量なプレハブ部材から構成されており、中山間部の狭小かつ複雑な地形に対しても柔軟に対応して設計できます。また、実現場 においても部材の運搬・架設が容易で施工性に優れております。
  • 大規模な掘削や埋戻しを必要とせず、残土や廃棄物が殆ど発生しません。自然の地形や生態環境に対する影響が最小限で済むクリーンな工法です。
  • 荷重は杭により堅固な支持層に伝えられるため、表層の現況斜面の安定性を損なうことがありません。地滑り地帯など盛土が困難な場所において極めて有効です。
  • 手延べ式施工により、既存道路交通を確保したまま施工を進めることができます。

経済性

お問い合わせ

お問い合わせは、「お問い合わせ」ページよりお願いいたします。
後ほど担当より標準横断図、直接工事費等のご連絡をさせていただきます。

簡単チェック!
断面シミュレーション のページでは、 簡単な条件をインプットしていただければ、標準断面図と概略工事費をご覧頂けます。
断面イメージシミュレーション

実績

国土交通省、公団、各都道府県・市町村を中心に、
案件614件、総延長で約33,317m(2024年10月現在) の実績があります。

他工法との比較

在来の各種道路工法との比較では、
「勾配が30 度以上の斜面」で 「支持層が深い(堆積層が厚い)」場合 及び、
橋梁との比較では、
基礎が深礎杭の時や、仮桟橋や仮設道路が必要な場合
にメタルロード工法が経済性や施工性で一般に有利となります。

設計・積算

  • 設計
    • 原則として最新版の「道路橋示方書・同解説」及び「杭基礎設計便覧」((社)日本道路協会)によって行います。
  • 積算
    • 上部工の製作は橋梁の積算基準に準拠して、現地工事(上部工の架設及び下部工)に 関しては、原則として最新の「国土交通省土木工事積算基準」によって積算されます。

その他

  • 床版と既存道路との境界部は、目地板を介して擁壁や充填コンクリートを設置(境界部に段差が生じないように背面を適切に施工)することにより、表層のアスファルト舗装は一体となり、 目地が現れません。
  • 防食は、橋梁用塗装または耐候性鋼材を使用して頂いております。
  • 塗装の色彩や高欄のデザインにより景観性を向上できます。