スタッフインタビュー 建てる技術と情熱と 草場美文|システム建築のパイオニア JFEシビルのメタルビル建築
早い段階から、幅広い経験を
積んでいけるのは
とてもいいことだと思いますよ。
現場監督×メタルビル
草場 美文YOSHIFUMI KUSABA
「いちいち基礎工法」だから選ばれる、ということも多いはず。
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ー昨今の"人手不足を打開するシステム建築"という認識の広がり。現場ではどう捉えていますか?
確かに「少ない人手で完成できるのがシステム建築」という考えを皆さんお持ちです。しかし、その「少ない人手」すら確保がままならない、というのが現場の実情じゃないでしょうか。システム建築で建てるには、実は専門的知識を持った職人さんが必要になるんです。一般の板金屋さんでは務まらない。その特殊な技術を持った方々が、高齢化などいろいろな事情で激減した時期がありました。仕事が少なかったわけではないと思うんです。ただ、なり手が少なくて、人が育たなかったんでしょうね。そんな中でも、JFEシビルは早くから職人さんを確保できていたと思います。だから現場でも対応できています。またこのところの活況で、職人さんも徐々に増えてきているように感じます。
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ーニーズの高まるシステム建築ですが、そのメリットはどこにあると思いますか?
プラモデルのような形なので、図面と基礎知識があれば、バラつきなく安定した品質が保てる。これが一番のポイントじゃないでしょうか。技術的な面で言えば、「いちいち基礎工法」はメタルビルならではの強みだと思いますね。普通は基礎、アンカーセット、そして鉄骨を組む、といった工程が必要です。しかし「いちいち基礎工法」は打った杭の頭に、直にアンカーセットができる。だから短工期で完成できる。工期短縮という依頼があったときに、他のゼネコンさんなら6ヶ月だけれども、JFEシビルのシステム建築なら5ヶ月。「いちいち基礎工法」だから選ばれる、ということも多いはず。もちろん品質的にもいい面があります。在来に比べても、断熱効果が抜群にいいこと。通常の壁材は、鉄板一枚またはボードが入るだけ。JFEシビルのKBパネルは断熱材を挟み込んでいる壁材で、外気温の影響を受けにくい。実際にお客さんからも、他の建物に比べてメタルビルのほうが夏涼しくて、冬に温かい、という話はよく聞きますね。
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ー今回の現場は佐賀県・唐津市ですが、いつもどんな場所を回られるのですか?
JFEシビルは、九州にシステム建築の工事部があり、九州各県を回っています。出身も自宅も福岡なので、あまり遠くへ離れたくない気持ちが強いんです。福岡からなら、鹿児島へも新幹線ですぐ行ける。今回の現場は元請けではありませんが、クライアントさんは九州の企業さんです。地元ですから愛着がありますね。
ーJFEシビルは、現場経験の積み方に特長はありますか?
工数の少ない案件などは、かなり早くから経験できていると思います。いまの現場でも若手と一緒に仕事をしてますが、彼はまだ2年目です。前の現場はシステムでの駐車場建築(メタルパーク)でしたが、今回はメタルビルです。将来を見据えて、計画的に配置されているんですね。早い段階から、幅広い経験を積んでいけるのはとてもいいことだと思いますよ。
システム建築 メタルビルを支える、
いちいち基礎工法の実力とは。
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短工期の切り札としてニーズ増化
いちいち基礎工法とは、基礎杭と柱を一体化させることで、基礎梁を省略するJFEシビル独自の工法です。従来工法に比べ基礎・鉄骨工事費を低減でき、さらには掘削土量も抑制。そして最大のメリットである工期短縮に大きく貢献しています。短工期の切り札となる「いちいち工法」は、近年、急速に認知を広げており、JFEシビルのシステム建築 メタルビルにおいて適用案件が増加してます。
短工期の切り札 いちいち基礎工法