京葉ガスの「研修センター」システム建築 メタルビルで|システム建築のパイオニア JFEシビルのメタルビル建築
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京葉ガスの「研修センター」システム建築 メタルビルで - 鉄鋼新聞(2017年4月21日付)、日刊産業新聞(2017年4月24日付)掲載
JFEシビルの設計・施工による、京葉ガスの緊急保安研修センター(千葉県・市川市)がこの4月に竣工しました。全3棟のうち2棟にシステム建築メタルビルが採用されています。
「研修棟とエマージェンシースクール棟には、同社のシステム建築『メタルビル』を適用。独自の杭と柱の一本化工法『いちいち基礎工法』を採用することで、コスト削減と工期短縮を実現した。本施設は、京葉ガスの緊急保安業務従事者を育成するためのもので設計管理・元請けは京葉都市開発。研修棟、エマージェンシースクール棟、屋外実習棟の3棟で構成され、研修棟は鉄骨造5階建て、延べ床面積2100平方メートル。教室のほか、漏洩修理ピット、危険体感施設、ガバナ実習室、事故事例研究室、事務室などで構成される」
システム建築メタルビルによる2棟は、訓練、実習による技術・技能の習得を目的とした施設であるとのこと。
「エマージェンシースクール棟は鉄骨造2階建て、延べ床面積660平方メートルで集合住宅・店舗におけるガス漏洩を想定した初動措置訓練施設となっている。屋外実習棟は鉄骨造平屋建てで延べ床面積は380平方メートル。道路でのガス漏洩現場を想定し、調査・掘削・修理の技術や技能の習得を目的とした施設だ」
適用案件が急増している『いちいち基礎工法』。そのメリットに言及するとともに、「短工期の切り札として強力な武器」として紹介されています。
「『いちいち基礎工法』は基礎杭と柱を一体化させ、基礎梁を省略する工法。従来工法に比べ基礎・鉄骨工事費を大幅に低減できるほか、掘削土量の抑制や工期短縮を実現する。同社のシステム建築事業で短工期の切り札として強力な武器となっており、適用案件が急激に増加している。同社では本工法の適用によって他社との差別化を図り、さらなる受注拡大を進めていく方針」
システム建築のパイオニア JFEシビルのメタルビル
◎本記事は、日刊鉄鋼新聞、日刊産業新聞からの転載許可を得て掲載しています。
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