JFEシビル株式会社 音響トモグラフィ地盤探査 | こんな方法です | 計測方法

音響トモグラフィ地盤探査「地中を“見える化”する音響トモグラフィ地盤調査」音響トモグラフィ地盤探査システムは「高周波数の音響波」を用いて、地盤や構造物内部の様子を非破壊で可視化する新しい技術です。

計測方法

計測イメージ図

ボーリング孔に設置した発振器から周波数と振幅を制御した縦波(P波)を発振し、地中を伝播してきた波を受信器で受信します。音響トモグラフィ地盤探査は従来技術である弾性波探査と同じ縦波を用いますが、従来技術よりも周波数が高い波(kHzオーダー)を発振受信することができます。

※オレンジ色の丸にマウスを近づけると画像が表示されます。
  • 作業時間の目安(深度30m~50m程度)
  • 1測線(断面)/日
  • 2測線(断面)/日(2受信器同時使用)


ピエゾ発振器の種類
ピエゾ発振器の種類 発振周波数 孔壁保護管内径(*) 対応深度 測線長(孔間距離)
小型発振器(外径44mm) 1kHz~30kHz 50mm 200mまで 60mまで
中型発振器(外径44mm) 1kHz~30kHz 50mm 200mまで 100mまで
大型発振器(外径88mm) 250Hz~3kHz 100mm 600mまで 500mまで

(*)通常は塩ビ管(VPまたはVU)を用います。